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「結果」を求めない=その事を本気で考えてない、と言うことだ。

私は「結果は正直」という言葉を常に口にします。

要するに「結果」というものを意識してほしいからです。

 

ただ昨今、「プロセス」重視、という風に言う指導者が多くなってきてる兆候があります。プロセスを大事にしろとか、もっと言うと「結果はどうでもいいから」、とか。

 

その「結果を出すために」、「どう考えて」「何をするか」。ココがプロセスなのですね。

つまりプロセスを重視するというのは、その先に結果があるためで、いいプロセスをずっと遂行していけていれば、いい結果が待っている可能性が高くなる、という事だからなのですね。

 

そうでなく、単にそのプロセスを重視するというだけなら、それは本末転倒という事になります。

例えば、「とにかくバットを振れ」「1日10㌔ランニングしろ」。

こういうのは、何をどうしたいからやるのか、何を目的にやるのか、それが明確でないと、単純に「作業」になるだけです。こういう指導者、こういった作業をさせれば満足ですか?

 

もちろんこれでいい結果が「絶対出ない」とは言いません。でも私の経験からは「無駄の多い努力」だと思います。ただ、やった事なければやってみるというのはいい経験にはなると思いますが。

 

「結果」を意識してその結果を実現させるために、何をするか。何をするかなんて人によって違って当たり前。同じなはずがないです。能力も個性も全くそれぞれ違うのに。

その「何をするか」を、しっかり考えて考え抜いて、で、結果を出すんですよ。