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研修中の電話

丁度その日の研修が終わり、中華街で紹興酒を飲んでる時でした。

携帯が鳴って、出てみたらいきなりすごく大きい声…。

今年卒塾した高1生でした。


「塾長っすか?オレ中間テスト、クラスで1番やったッスよ!数学平均22点やったのにオレ、77点です!英語も49点取りました!なんかもうびっくりですわ!!!云々…」

いやいやこっちがビックリして、紹興酒吹きそうになったわ。
この卒塾生、まあ出来の悪さでは今までで1,2を争うほどでした。
おまえ、ホンマに高校へ行く気あるのか?とずっと言ってたヤツです。それがなんとまあ、クラスで1番って。
こんな事があるんですねぇ。いや、あり得るのです。
何でもそうなんですが、要は一旦脳ミソにその回路さえできたら、理解も実践もまあ難しくはないのです。
リハビリもそうですよね。不幸な事故でリハビリが必要になっても、その回路さえ回復できたら復活は充分可能なんです。
もちろんその回路ができるまでは大変だと思います。もって生まれた「素質」があればすぐできるかもですが、素質がなければその回路ができるまでひたすらやり続ける。それを「努力」というのでしょう。
いいじゃないですか。できるまでやればいいんやから。
電話くれたT君よ、もっともっと活躍しておくれ!