· 

実力がついていく子と、つかない子

定期テストは点が取れてるんだけど、実力テストで点が取れない、とか

すごく真面目にやってるんだけど、なぜか試合になるとからっきし、とか

勉強に限らず野球に限らず、結構そういう子、いますよね。

 

つまりやる事はシッカリやってるんだけど、実力がついてない…。

はて、努力はウソをつかないんじゃないのか???

 

まずね、私は「努力はウソをつかない」とは言いません。「結果は正直」とよく言いますが。

そりゃたまたまいい結果が出ることは稀にあるけど、それをラッキーというのですね。ラッキーは続かないからラッキーなのです。

 

その結果しか出てない。つまり、やってる事の何かがおかしいのですよ。やった事が努力というなら、それは努力の方向がおかしいという事。それならその努力と思ってるモノは平気でウソをつきますよ。そもそも、いったいそういうのを「努力」と言っていいのかどうか。

 

根本的に持つ目的が違うのですね。

定期テストで点を取れるように、となると、それが終わったらもう忘れていい、のかもしれません。

でも実力をつけようとすると、もちろんそれじゃあいけない。習った、覚えた事を使えるようにしないと、実力なんてつくはずがないのです。

野球だってそう。練習をこなすことが目的になってたら、試合で練習した事を使うとかいうのは二の次になってしまうのです。

本末転倒、という言葉がありますが、まさしくそれです。

 

入試で、あるいは試合で、あなたは活躍したいのではないのでしょうか?

 

その方向で努力ができていれば、その努力はウソをつかないでしょう。

まさしく「結果は正直」なのですね。