入試だろうと、実力テストや定期テストだろうと、晩から始まるテストって古今東西そうあるもんじゃあありません。
まあだいたいが朝の9時からとか、8時からとかですわね。
さてでは質問。
マラソンなどの陸上の選手、いやすべてのスポーツ選手は、試合開始の何時間前に起きるでしょう？
まあ5時間くらい前には起きてますよね。だって体を起こさねばならないじゃないですか。
皆さんもやってみたらいいですが、起きて30分や1時間で走るのと、起きて5時間たってから走るのとじゃあ、身体の動きが全然違いますよ。ストレッチしたって曲がり方が全く違いますもん。
では肝心の脳ミソは？脳ミソだって身体の一部ですよね。
夜遅くまで勉強している生徒は、確かに成績は大したことがないです。加えて、いつも眠そうにしていますね。
某進学校の真ん中より上の成績をとる生徒たちは、おおよそ朝型でありました。夜型は脳が睡眠を求めるのに抗いながら勉強しなければならず、したがって忘れやすいしとっても非効率なのであります。つまり脳ミソに思いっきりストレスをかけている状態なんですね。
がんばったつもりではいるが、実はそれほどがんばっていないということが起こりやすいのですな。
朝型夜型という言葉を受験業界ではよく使うけれど、昭和時代と違って脳のメカニズムがある程度解明されてきた現在、朝のほうが知的作業をするのには向いていることがわかっています。
さてあなた。それでも夜型の勉強をしますか？
定期試験前のそこのあなた。
受験前のあなた。あなたですよ。
