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ぼた餅よ、落ちてこい!

よく「タナボタ」なんて言いますよね。
思いがけない幸運を得るというようなニュアンスの言葉ですね。
この「棚からぼた餅」。よく考えた方がいいです。
これは、さる高校野球の有名監督が昔に言った言葉。
「棚からぼた餅と言うが、突然幸運が降りてくると思うやろ? 
それは違う。餅が落ちた時に、受ける準備ができてるやつが拾えるのや。いつ落ちてくるか分からんと、後ろで腕組みしているようなやつに幸運は来ない。落ちてから慌てふためくだけや。
俺はいつ落ちてきてもいいように努力している。そうすれば、拾えるわけよ」
なるほど…。言い得て妙で、確かに準備している時に幸運が来ないと、その幸運を活かすことはできません。
何も準備してないで幸運が来てもそれを拾えたり活かしたりなぞ、できるはずがありません。落ちてきたぼた餅を、指をくわえて見てるだけ。せっかく落ちてきたのに…。
その準備を努力ともいうのかも知れません。私は努力という言葉はあまり好きではありませんが。
でもそういうのがないと、まず幸運は拾えないでしょうね。
これは勉強だけの話ではありませんよね。