ある筋から、「パソコンやタブレットで学習すると、視力低下するからやめた方がいいと言われたが、どうなのか？」というお問い合わせをいただきました。
ビックリしましたね。
毎日10時間や11時間以上ＰＣを近距離で見ている、というならともかく、学習でそこまでＰＣを見ている時間なんて、あるのかな？まあないでしょうね。
しかも、もしそれが本当なら、いま文部科学省が躍起になって進めている「ＧＩＧＡスクール構想」なんて、根底から覆されることになります。お国が子供に悪いような事を進めるのですかねぇ…、この異次元の少子化対策の時代に？
その人は「そう言われた」との事ですが、ネットで調べても出てくる出てくる・・・。
オンライン学習はＰＣやタブレットで目をやられる、
「だからオンラインなんてやめて紙教材のこれを使って勉強しましょう」とか、
「だからこのメガネを使え」とか、「だから眼科医に通いましょう」「だからこの目のトレーニング教材をやりましょう」云々・・・。
なんじゃこら。デマゴークやがな。
そう、いまや情報過多の時代です。情報を発信するという事は何がしかの意図がある、と考えてよいと思います。
ＰＣを使わずに昔ながらのやり方でやってる塾が、ＰＣ使う塾を揶揄してそういう事を言っているようでした。これなど、もう営業妨害の範疇に入ってしまいますね。
ＰＣやタブレットを使うだけで視力が低下する事は、まずありません。
長時間それを近距離で見続けるとか、悪い姿勢で見続けるとか、そういう要因が圧倒的です。
そしてスマホ。あの小さな画面を長時間目を凝らして見ていて、目に良いはずがありません。
みなさん、当たり前ですが情報はシッカリ自分自身で吟味しましょう。
そして、ＰＣ使うのでも紙教材使うのでも、勉強するときはシッカリした姿勢で勉強しましょう。
野球でも何でもフォームが大事でしょ。姿勢だってフォームですよ。
