よく長所を伸ばせ！と言いますが、じゃあ長所って具体的にどう伸ばしたらいいの？
長所の伸ばし方はそりゃ色々あるでしょう。
しかし、なのです。「長所を伸ばすには、短所を鍛えろ」。
実はこれは、かの故野村克也監督のお言葉なのです。
野球でも何でもそうなのですが、短所を放置してしまうと、長所まで阻害されてしまうのですね。短所が足を引っ張って、そのマイナスが長所に影響してくるのです。
英語がとても苦手だけど、数学が得意ゆえそれを伸ばそうとする、という事があったとしましょう。
実際に実力テストなどはトータル点数が結構モノを言いますから、英語の点数が極端に悪くてそれがショックとなり、数学に挑む気持ちに影響が出てきます。数学で取り返さなきゃ、という力みとか、英語やっちゃったなぁ…ズルズル…、などなど。
まあエエ事はありませんな。
逆に言えば、短所を克服することで、長所がさらなる強みとなるのですね。
おっ、苦手だった英語が少し点取れるようになったぞ。ここに数学を乗せていきゃあかなり高得点になるぞ。
そうです。思考自体がとても前向きになってきていますよね。
しかも不得意で点数低いのは、上がる可能性が高いです。だって90点取ってたら、ナンボ頑張っても10点しか上がりませんが、30点なら70点上がる可能性があるのですぞ。
これは本当にそうです。私は野球でも実感しています。
シッカリ短所を克服していきましょう。
