たまたま、ランニングの途中でやってた試合を観ました。
ソフトボールですが、南高安小学校で行われていた、女子vs男子の一戦。
女子の方はすべからく体が大きいのですね。しかも下半身もいい下半身をしておる(失礼!)。
もちろん競技者としてですよ。ヘンな意味じゃないです。
対して男子は、学年が違うのじゃないかと思うくらい小さい。大人と子供、と言っていいくらい。
後攻の女子側の投手が大変いい球を投げてたので、こりゃ男子、この体格では打ち返せんな、と思っていました。
しかしふたを開けてみると、男子のボロ勝ちでした。
まず、男子の投手がより素晴らしい球を投げてるので、女子が打ち返せない。
そして練習量の差、なんでしょうね。女子にタイムリーエラーがいくつか出てしまって。
素材的には、両方ともに「こりゃ3~4年後楽しみ」と思える選手がいました。
そこは男女格差ではなく、持って生まれたモノの差、という事ですね。
男女格差と書きましたが、この時期は誰もが認めるように、体力的には女子の方が上回っています。
ゆえに同じように同じ時間同じ雰囲気で練習したら、まず女子の方が有利でしょうね。
でも、そこなんですよ。
体力で勝てなければ、何か他のもので勝てばいい。勝負できる要素を他で持っていればいいのですね。何も同じもので勝負する必要はないのです。そういう競技じゃないんだから。
指導者の技量ってそこに出るのでしょう。
彼ら彼女らに、なにで勝負させるか。なにを磨かせるか。なにで勝負しても勝負できるように準備ができていると、それはもう怖いもんなしです。まあそうウマくはいかんけど。
でもね、何か得意なものを特異なくらいにまで上達させる。これも一つの作戦・戦術なのではないかと思うのです。
まあ、やってみなはれ。