この写真は借りものですが…。
毎週土曜か日曜の、ほぼ午前か午後、塾長主催で野球教室をやっています。
最初は塾生の中で野球が好きな子が、2,3人集まってやってたのですが、
今やその友達なんかも来出して、10人をはるかに超える人数になりました。
もちろん一徳塾生かどうかなんて、関係ありません。
コンセプトは、「楽しく野球を好きになる」。
とにかく、まずは野球が楽しい、そこから入ります。
だから自主性を重んじて、自分たちで決めた方がいい事は、たとえ遊びでもすべて自分たちで決めて貰います。
そして、こちらが教えるのは、聞きたくなってから。聞きたくもないのに教えても、聞きません。
お腹いっぱいの子にどんなご馳走を出しても、食べませんよね。
そして、上手いヘタは関係ありません。初心者ですからヘタで当たり前。
でも、そんな子たちでも少しやると、2カ月したらビックリするくらいすっごく上手くなっています。
ヘタでも少し上手くなったら、いや、少しでもいいプレーをしたら、認めてやるんです。しかも全員で。決して褒めませんが全員で認めてあげるんですね。
そうすると楽しいから、よけい頑張ってやろうとします。
勉強と一緒ですよね。
みんな嬉々としてやっています。子供のはしゃぐ笑顔って、何物にも代え難い「天使の贈り物」です。
でも、挨拶や道具を大切にする、という事はきちんと指摘します。
挨拶しない子には、こちらから「おはよう!」。それでも言わなければ、言うまでこちらがおはようと言い続けます。
グラブやボールを蹴ったりすると、「こら!」。グラブは素手の代わりをしてくれていますから。
ただ、残念なのは広々と出来るグランドがないこと。
学校でもどこでも、少しでも広ければいいです。
グランドがほしい…。