長年指導者をしてきて、色々な選手を見てきました。
私のことを嫌いな選手もいれば好きな選手もいたと思います。ただ、私が選手に対して、少なくとも嫌いという感情は全くありませんでした。
好きはありましたよ。嫌いがないだけで。
色々なタイプがいます。
ですが、うまくなる選手とうまくならない選手の決定的な違い、それは何か。
それは、指導者に好かれるような行動をするか、嫌われるような行動をするか、です。
と言うと誤解されるかもしれませんが、媚びるという意味ではありません(媚びるやつは、やはりどこかで嫌われてしまいます)。
特定のではなく、すべての指導者に好かれるのです。同期や先輩後輩ではなく。上役と言ってもいいかもしれません。
今まで見てきた中で、上手くなったヤツ(上の学校へ行って上手くなったのも含めて)にこの例外はいませんでした。
いくらその時上手くても、指導者に好かれてなかった奴はやはり上ではダメでしたね。
全て、やっぱり人間性なんでしょうね。それも広義の「人間性」。
野球だけではなく、勉強にも言えると思います。先生にも色々な人が居るのは確かですが、やはり嫌われてはいけないのでしょう。
会社の仕事にも言えるのだと思います。
全ては人のやる事、ゆえ。